
親子ふれあい運動あそびはタオルを使っていつでもどこでも誰とでも簡単気軽に取り組める運動あそびプログラム。

ご家庭に必ずあるタオル。特別な道具や器具を使わなくても毎日の生活の延長線上にちょっとだけ工夫をこらせば楽しい運動あそびができてしまう。

2019年度は今回のときわ保育園さんも含めて5園目での指導でした。

やっぱり何回やっても、どこでもやっても、誰とやっても、楽しめてしまうなあと心から思うわけです。
そんな楽しい親子ふれあい運動あそびの最中に微笑ましい光景がありました。
どんな光景だったかというと…
雑巾かけあそびがいつの間にか運動に

プログラムの休憩途中、誰も何も言っていないのに男の子が一人でタオルを使って雑巾がけ(タオルを雑巾にするなんて汚いというご批判は置いておいて…笑)をし始めたんです。そしたらその男の子の姿を見ていた他の子も次から次へと雑巾かけをし始めました。
そんな子どもたちの姿を暖かく見守る先生方、保護者の方々。
子どもたちがあまりにも楽しそうに遊んでいるもんだからぼくもつられて雑巾がけ遊びに参戦。
雑巾かけの次はタオルをスケートのように滑らせたりいつの間にかどんどん遊びが広がっていってました。
自然と遊びだす子ども達。楽しいが心も体も育ててくれる。しかも子どもたち自ら。
子どもたちが自ら自然と遊びだす姿をみて改めて運動あそびの大切さを実感しました。
運動は生活の中にかくれている
運動あそびのコーチをしている自分がいうのも変な話なんですが、乳幼児期の運動指導に専任の指導者はいらないと考えています。
なぜなら乳幼児期(広く言うと大人もそうなんですが…)の運動は生活だからです。また生活そのものが運動であるから。
何かを掴むのも運動
ハイハイするのも運動
歩くのも運動
階段を上り下りするのも運動
今は便利な時代になり、掃除機はルンバ、買い物はアレクサ(amazonのヤツ)、乾燥機付き洗濯機、食洗機、捻らなくても良い水道、などあげればキリがないですが生活の中で運動をする機会が確実に減ってきています。
生活環境によって多少の違いはあるにせよ便利だからこそ運動機会は減っている。不便より便利を選ぶのは人間であれば当然だしこんなことを言っている僕もそう。
だからこそ、運動は必要。意識的に。
だけど今から運動しよう!!!
と意気込んでもその時は良くても続けるのはなかなか難しい。専門的な指導が必要だと思っている人もいるかもしれません。
でも、専門的な指導も必要ないし、運動しなきゃ!と意気込んでも続かない。
だからこそ、
- 気づいたら運動になってるね!
- これって運動じゃん!
- なんか遊んでたら運動になってた!
というのが理想。

そんなときは専門の指導者の方を頼ってみてください。アドバイスをくれると思います。

子どもたちが誰に言われるでもなく、自然と始まった雑巾かけ。
なんだかとっても楽しく、嬉しい気分になりました。
親子ふれあい運動あそびの講師に呼んでくださりありがとうございました。
ときわ保育園の先生方、保護者の皆さま、ありがとうございました。
そして、子どもたちも楽しい時間をありがとうございました^_^